城紅型染工房【ブログ】沖縄らしい出産祝い・贈り物に！紅型染め体験も開催中！GusukuBingata DyeingStudio.

はいさ～い！シンゴです！
先日、首里高校 染織デザイン科の「第55回 そめおり展」へ行ってきました！

(^o^)城紅型のデザイナー「EYELAND&SHOKO」姉妹
の母校でもある“沖縄県立首里高校”！

日本の高校で染織を専門とした学科があるのは 唯一ここだけ！
昭和33年に設置された50年以上の歴史がある学科なんです！

最近では、染織デザイン科を卒業した若い紅型作家さんも
たくさんご活躍されていて、とても嬉しいですね～

そんな染織の島 ウチナー(沖縄)の高校生のパワーと刺激をもらってきました。



【縦2.4m　横10.8m の大パノラマに描かれた紅型壁画！】

「リュウ」～時代の流れ～

この壁画の中に３つ共通するものがあります。それは「リュウ」です。1つめは、伝説の生き物とされ
五穀豊穣を意味する「リュウ」。2つめは琉球王国の名勝地として首里城の眼科にある「リュウタンイケ」。
3つめは県樹の「リュウキュウマツ」。この3つの「リュウ」をメインにして、首里高校のグラウンドから出土した遺跡や
金城町の石畳を配置、石畳が次第に「リュウ」へと変化し天へ舞い上がる様子を表現。
デザインには、首里高校の歴代の制服や、やがて取り壊される思い出のたくさん詰まった校舎も描かれています。








どの作品も生徒さんの個性が出ていて、
凄くレベルの高い作品ばかりでした
若い感性と斬新なデザインに刺激を受けました！


この生徒さんの中から将来、沖縄の伝統工芸「紅型」「織物」の仕事に
従事される方が一人でも多くいらっしゃる事を楽しみにしています！
今後の皆さんのご活躍に期待しています！